民族派
民族派(みんぞくは)とは日本における戦後の右翼の一つの傾向、在り方。
略歴
斯かる状態に対して、1960年代後半には、「反共」よりも、「民族的視点」と「右からの変革(昭和維新)」を重視する青年学生の勢力が登場する。彼らは、既成の右翼団体と一線を画し、「右翼」と呼ばれることを嫌い、自らを「民族派」と呼んだ。
民族派の運動は、三島由紀夫の言動や、新左翼の活動に大きく刺激され、この時期に飛躍的発展を遂げた。民族派の政治的主張の特徴は、米ソによる世界分割支配をYP体制と呼んで厳しく批判し、文明論として「反近代」論を展開したことであった。戦前の右翼である玄洋社、黒龍会などに憧憬の念を持っている。
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- 最終更新:2010-01-05 12:27:28